ホルムアルデヒド濃度測定


ホルムアルデヒドは、眼・鼻・喉などへの刺激作用が強く、水溶性で揮発性の
高い物質です。特に高温多湿でその放散量が大きくなるため、夏季や冬の暖房
の入った部屋での換気が重要になります。


「シックハウス症候群」の原因でもあるこの物質は、パーティクルボードや
ベニヤ板などの接着剤だけでなく、
ジュウタン、カーテンや家具からも発生します。


測定方法


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<測定機器> エアーサンプラー S−21型、北川式ガス検知管(ホルムアルデヒド)
シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会中間報告書に従い測定。


測定結果


ここでいう換算濃度とは室温が25℃の状態の濃度をいいます。


@ 5時間暖房設備を稼動させて室温を上げた状態で測定。

測定場所 室温 湿度 換算濃度 許容範囲
1F リビング 23.6℃ 47% 32ug/m3 100ug/m3以下
2F 洋間 26.6℃ 41% 49ug/m3 100ug/m3以下

A @の測定後30分換気後の測定

測定場所 室温 湿度 換算濃度 許容範囲
1F リビング 23.6℃ 34% 5ug/m3 100ug/m3以下
2F 洋間 21.8℃ 36% 12ug/m3 100ug/m3以下


厚生労働省の指針値:気温25℃において100ug/m3(0.08ppm)



測定評価

      全測定箇所で当社の基準値をクリア